BPM
2007年 01月 04日
Beat Per Minuteを略してBPMと言い、意味はその曲のビートの速さのことだ。1分間に何回のビートがあるかを数字で表したもの。
オレのiTunesには試聴してシングル買い中心に集めた1000曲くらいのブラック系・ダンス系の曲が入っている。ヒップホップ、R&B、ファンク、ソウル、ディスコ、エレクトロ、ハウスなどだ。
これらの曲には全部BPMを入力してmp3で保管してある。iTunesの表示機能でBPMでソートをかけると速い順とか遅い順に一発で並ぶ。で、ブラック系・ダンス系の1000曲の500曲目、つまりど真ん中のBPMはいくつかというと、「97」だった。
曲の構成比がヒップホップ(ラップ)が圧倒的に多く、次にR&B、ファンク、ソウル、ちょっとだけハウス、エレクトロ、ディスコとなっているので、今後構成比が変わると当然ど真ん中はずれる。ハウス系が増えれば速くなるし、R&b・ソウルが増えればゆっくりになるだろうけど、とりあえず分母は1000曲なのでそれほど大きくは変化しないだろう。
ちなみに、ジャンル別のど真ん中はR&B95、ハウス・エレクトロ126、ファンク・ディスコ110となった。
先日ココログにSOUL TO FUNKというミックスをアップしたけど、昔の、60年代から70年代のソウルやファンクはBPMが揺れてつなぎが大変だった。ロングミックスなんてもってのほか。だいたいが後半にかけて徐々に速くなる曲が多かった。James Brownのなんかは1曲の中でユラユラとBPMが変化していく。彼の感性で速めるところ、すこしゆっくりにするとろなどが自然と表現されたのだろう。
これが80年代のブラックコンテンポラリーからヒップホップになるとリズムボックスのおかげで規則正しいビートが刻まれるようになり、1曲の中でBPMが揺れることはなくなった。
西洋クラシック音楽だとMM=○○などというように表示されるらしい。MMは、メルツェル メトロノームと言って、メルツェルという人が発明したメトロノームで1分に何拍、っていう表示になる。MM=Giusto(ジュスト)つまりちょうどいい速度、だとMM=80のことらしく、西洋クラシックでは気持ちいい速度がBPM80ってことなんだろう。ゆったり歩く時の心拍数に近いだろうか。現代の音楽だとエンヤ(写真)の「Wild Child」がちょうどBPM80で、確かにこれを聴いていると気持ちよくなってすーっと眠りに入ってしまう。
「黒人リズム感の秘密」というストリートダンスを体系的に書いた本があるのだが、その著者トニーティー氏によればストリート系ダンスで気持ちのいいBPMは100前後だということだ。さきほどのオレの持っているダンス系音楽の中心値97っていうのはまあまあ近い数字だ。こちらは早歩き、あるいはジョギングくらいの心拍数だろうか。
白人の好むダンス音楽のテクノ、トランス、ハウス、ユーロビートなどになると120から140などのスピードになる。どうしてこうやって人種によって好みのBPMが分かれるのか不思議だ。ヨーロッパ人も昔のクラシックだと80がジャストとかになっているので、時代の変化も関係するのだろうか。世の中全体がスピードアップしていて、白人がそれを先取りしているのだろうか。世の中全体がスピードアップしてそれについていくのがユーロ系、いや待てよ、音楽くらいゆっくり行こうぜ、というのがブラック系なんだろうか。
オレのiTunesには試聴してシングル買い中心に集めた1000曲くらいのブラック系・ダンス系の曲が入っている。ヒップホップ、R&B、ファンク、ソウル、ディスコ、エレクトロ、ハウスなどだ。
これらの曲には全部BPMを入力してmp3で保管してある。iTunesの表示機能でBPMでソートをかけると速い順とか遅い順に一発で並ぶ。で、ブラック系・ダンス系の1000曲の500曲目、つまりど真ん中のBPMはいくつかというと、「97」だった。
曲の構成比がヒップホップ(ラップ)が圧倒的に多く、次にR&B、ファンク、ソウル、ちょっとだけハウス、エレクトロ、ディスコとなっているので、今後構成比が変わると当然ど真ん中はずれる。ハウス系が増えれば速くなるし、R&b・ソウルが増えればゆっくりになるだろうけど、とりあえず分母は1000曲なのでそれほど大きくは変化しないだろう。
ちなみに、ジャンル別のど真ん中はR&B95、ハウス・エレクトロ126、ファンク・ディスコ110となった。
先日ココログにSOUL TO FUNKというミックスをアップしたけど、昔の、60年代から70年代のソウルやファンクはBPMが揺れてつなぎが大変だった。ロングミックスなんてもってのほか。だいたいが後半にかけて徐々に速くなる曲が多かった。James Brownのなんかは1曲の中でユラユラとBPMが変化していく。彼の感性で速めるところ、すこしゆっくりにするとろなどが自然と表現されたのだろう。
これが80年代のブラックコンテンポラリーからヒップホップになるとリズムボックスのおかげで規則正しいビートが刻まれるようになり、1曲の中でBPMが揺れることはなくなった。
西洋クラシック音楽だとMM=○○などというように表示されるらしい。MMは、メルツェル メトロノームと言って、メルツェルという人が発明したメトロノームで1分に何拍、っていう表示になる。MM=Giusto(ジュスト)つまりちょうどいい速度、だとMM=80のことらしく、西洋クラシックでは気持ちいい速度がBPM80ってことなんだろう。ゆったり歩く時の心拍数に近いだろうか。現代の音楽だとエンヤ(写真)の「Wild Child」がちょうどBPM80で、確かにこれを聴いていると気持ちよくなってすーっと眠りに入ってしまう。
「黒人リズム感の秘密」というストリートダンスを体系的に書いた本があるのだが、その著者トニーティー氏によればストリート系ダンスで気持ちのいいBPMは100前後だということだ。さきほどのオレの持っているダンス系音楽の中心値97っていうのはまあまあ近い数字だ。こちらは早歩き、あるいはジョギングくらいの心拍数だろうか。
白人の好むダンス音楽のテクノ、トランス、ハウス、ユーロビートなどになると120から140などのスピードになる。どうしてこうやって人種によって好みのBPMが分かれるのか不思議だ。ヨーロッパ人も昔のクラシックだと80がジャストとかになっているので、時代の変化も関係するのだろうか。世の中全体がスピードアップしていて、白人がそれを先取りしているのだろうか。世の中全体がスピードアップしてそれについていくのがユーロ系、いや待てよ、音楽くらいゆっくり行こうぜ、というのがブラック系なんだろうか。
by exsaito5
| 2007-01-04 13:47
| DJ