クレオール
2006年 09月 18日
前の記事でビヨンセのアフリカンダンスを見て「アフリカンブラックがどうのこうの・・・」と書いたが、正確にはクレオールという人種的表現になるらしい。これはビヨンセ自身がインタビューで答えている(bmr誌2006年10月号より)。ビヨンセは今回のアルバム「B'day」はこのクレオールをキーワードに作ったということのようだ。
クレオール(creole)とは「植民地生まれ」という意味で、それが徐々に「白人と黒人の混血」とか「混ざったもの」「雑種」といいう使われ方が一般的になり、さらには「異なる文化が混合したもの」という意味でも使われるらしい。
Bmrの記事によればビヨンセの母方の祖父母がかつてフランス領だったルイジアナ州のクレオールだということだ。つまりフランス系の白人とアフリカ黒人の混血をおじいちゃん、おばあちゃんに持つ、というのでいいのだろうか。それにしてもかつてアメリカってほとんどフランスだったのね、という地図を見つけたので貼り付けてみました。去年ハリケーンで壊滅しかけたルイジアナ州ニューオーリンズはもともとヌーベルオルレアンというフランス人の支配する黒人奴隷がまず上陸する港だったらしい。またルイジアナのルイはフランスの太陽王ルイ14世からとったらしい。
Beyonceの最後のeは字の上に点がつくフランス語表記なのでフランスがらみだとは思っていた。けど、ビヨンセにとってクレオールの意味は「異なる文化が混合し新しく生み出されたもの」という意味が一番近いのではないだろうか。ビヨンセは見た目が国籍不明だし、名前もどこの国の名前かわからない。そして歌もジャンル付けが難しい。r&b,pop,hip-hop。どうなんだろう。bmrによればhip-popというジャンルを作っているが、彼女自身は実はジャンルを全く気にしてなくてビヨンセの作りたいようにただ作っているだけなのかもしれない。
クレオール料理というのもいっぱいヒットする。もともとはフランス料理風のソースを使ったものが多かったが、徐々に黒人の好きな香辛料をたっぷり使った辛い料理が増えたようだ。われわれ日本人がイタリア料理を食べるときに使うタバスコもこのルイジアナ生まれなんだとか。ビヨンセのご先祖様も真っ赤で大きい唐辛子を包丁で切りながら作っていたのかもしれん(それはないない)。
いやはや、お宅DJやってるといろいろ勉強になるわ。
クレオール(creole)とは「植民地生まれ」という意味で、それが徐々に「白人と黒人の混血」とか「混ざったもの」「雑種」といいう使われ方が一般的になり、さらには「異なる文化が混合したもの」という意味でも使われるらしい。
Bmrの記事によればビヨンセの母方の祖父母がかつてフランス領だったルイジアナ州のクレオールだということだ。つまりフランス系の白人とアフリカ黒人の混血をおじいちゃん、おばあちゃんに持つ、というのでいいのだろうか。それにしてもかつてアメリカってほとんどフランスだったのね、という地図を見つけたので貼り付けてみました。去年ハリケーンで壊滅しかけたルイジアナ州ニューオーリンズはもともとヌーベルオルレアンというフランス人の支配する黒人奴隷がまず上陸する港だったらしい。またルイジアナのルイはフランスの太陽王ルイ14世からとったらしい。
Beyonceの最後のeは字の上に点がつくフランス語表記なのでフランスがらみだとは思っていた。けど、ビヨンセにとってクレオールの意味は「異なる文化が混合し新しく生み出されたもの」という意味が一番近いのではないだろうか。ビヨンセは見た目が国籍不明だし、名前もどこの国の名前かわからない。そして歌もジャンル付けが難しい。r&b,pop,hip-hop。どうなんだろう。bmrによればhip-popというジャンルを作っているが、彼女自身は実はジャンルを全く気にしてなくてビヨンセの作りたいようにただ作っているだけなのかもしれない。
クレオール料理というのもいっぱいヒットする。もともとはフランス料理風のソースを使ったものが多かったが、徐々に黒人の好きな香辛料をたっぷり使った辛い料理が増えたようだ。われわれ日本人がイタリア料理を食べるときに使うタバスコもこのルイジアナ生まれなんだとか。ビヨンセのご先祖様も真っ赤で大きい唐辛子を包丁で切りながら作っていたのかもしれん(それはないない)。
いやはや、お宅DJやってるといろいろ勉強になるわ。
by exsaito5
| 2006-09-18 10:34
| DJ