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by exsaito5
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カテゴリ:雑記( 32 )

中国は止まらない

上海のキンキラキンな大量のビル群と、その間を縦横に走る首都高、リニアモーターカーにショックをうけたオレだが、これは序の口でこれからもどんどん建って、街中が高層ビルになるようだ。東京でいうと山手線内が全部六本木ヒルズみたいになるってとこだ。2010年には万博を控えているし、上海はもう誰にも止められない。

で、こういうのは上海だけでは全然なくて、中国の各都市でこうなっているようだ。特に日本の黒川紀章が基本設計を手がけた河南省の鄭州(ていしゅう)という街の鄭東新区(ていとうしんく)というのがなんとも個性的な開発をしている。真ん中に湖を作り岸辺は生物植物が棲息するビオトープとし、その回りに環状にビル街をつくり、・・・・150万人が新たに居住する都市を作るらしい。

環状都市は二つ作って運河でつなげるらしい。
下のパースを見ると、まじでこれ作るの?という気がするのだが。
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パクってきた下の写真を見ると、パースの中の湖の左下に見える数個の卵型の建物(劇場らしい)が実際工事中だ。バックにはすでに完成したビル群がうっすら見える。つまり、上のパースにあるような、鉄腕アトムが飛び回るかのような街はホントに、ホントにできてしまうのだろう。真ん中の三角すいのような建物(ホテルらしい)のてっぺんには太陽のような照明が燦然と輝くことだろう。
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建築家が夢の中で描いた発想をそのまま実行してしまうエネルギー。かつて日本がこういう勢いをもっていたのだろう。世界に安くて性能のいい製品を輸出しまくり、ヨーロッパやアメリカから「日本さま、参りました」と。今日本が中国にそれをやられつつあるんだな。物理的な規模や豪華絢爛さではもう中国にはかなわないだろう。こうなってくると文化的な底力の争いに持ち込むしかなくなってくるんだろうな。
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by exsaito5 | 2007-02-04 21:55 | 雑記

上海 PARK97

土曜日の深夜、上海のPARK97というクラブに行ってきた。上海までは成田から3時間半。所属してる団体の打ち上げ旅行の途中でclubingに興味のあるもう一人を誘ってのことだ。このクラブは中国上海市の復興公園というフランス式庭園の中にある独立した建物の中のちょっとおしゃれめなクラブ。公園の中にある民間の飲食店という意味では東京日比谷公園内の松本楼みたいなイメージで、上海ではこういうのがちょっとトレンドになっているらしい。公園は普通どこも公立、つまりここも市立だと思うのだが、こうやってもろに民間な施設が公園内に許可されるってのは上海恐るべしである。

実は、このPARK97、行こうと思っていたクラブではなかった。官邸(Guandi)というクラブに行くつもりで住所を紙に書いてタクシーの運転手に見せたのだが、同じ復興公園内に3つクラブがあったようなのだ。タクシーは正しい住所にちゃんと着いていた。ところがオレが緊張気味でテンパってて公園に入って最初に目に入った、というか、最初に耳に重低音が入った建物にとりあえず入ってしまった、そこがPARK97というクラブだったわけだ。

なぜにテンパってたかというと、ただでさえ怪しい景観の魔都上海、土地勘が全く無い公園脇の暗がりの路上で、タクシーを止め料金を払ってるとき、物乞いのおばちゃんらしき中国人が車内を覗いていた、ってのもある。つまり、このタクシーを降りた瞬間、オレはこのオレを覗いている物乞いおばちゃんを振り切らないといけないのかと、しかもこんなところで放り出されて大丈夫かと、ほんとにクラブは見つかるのかと、タクシーが止まった瞬間からドキドキしていたのだ。上海はまだマシらしいが、中国では外人に物乞いが群がる。

でも、いざこのPARK97なるクラブに足を一歩踏み入れると、そこは聴き慣れたR&BとHIP HOPの流れるクラブだった。客の入りはキャパからすると8割ってとこ。踊れるフロアはDJブースの目の前のちょっと狭い空間だったが、バーカウンター前の通路とかでも激しく腰を揺らすフランス人だかイタリア人だか、黒髪の白人女性とかもいて、六本木ガスパ99程度の踊れるキャパにイス、テーブルは余裕でご用意って感じ。
b0049638_222913.gifフロアの客層は白人60%、中国人35%、黒人・不明5%ってとこで、たぶんだけど、日本人はいなかった。六本木と比べると黒人が異常に少ない(六本木が異常なのか?)。白人の男はたいてい踊りが変で、乗ってくると暴れ系の踊りをするのが多い。白人女性は上手に乗れてる人が多い。中国人も女の子のほうが元気よく踊ってる。黒人の男性が一人だけいて足元系の渋いステップを少しだけ見せてくれたけど、すぐにいなくなってしまった。

DJは中国人男性で、テクニクスのタンテとパイオニアのCDJ1000、そしてかたわらのPCではTRACTORを動かしてた。この3つを使いわけしてた。基本タンテだが、ループとかで自作CDを使ってるようだった。休憩時はTRAKTORに任せているかもしれない。このDJ、トイレだか休憩だかで、DJブースを1、2分、無人にすることが多いのが気になった。選曲は最新のというよりは、50cent, Chingy, Ludacrisなんかのメイン系のと、「はずしてしまいました」なエレクトロ系が少し、といった感じ。はずしたのが流れるとフロアはあっという間に人が引くのでDJもあわてて修正に入る。

エントランスフリーで、カウンターでカクテルやビールを注文するシステムなので六本木のバー形式のクラブと同じ。注文を積極的に取りに来るフロア従業員がいないので、何も飲まない客はただで踊れる。値段が円換算でジントニック550円、ハイネケン800円というように、全くといっていいほど日本と同じ価格なのが驚いた。最初は聞き間違えかと思った。街中のラーメンが3元、50円くらいで、日本の十分の一とかの物価だから外人価格ってことだ。街中でも外人向け物価は日本と変わらない。収入が日本の半分以下らしいので、この値段はほんと地元の人にとっては高いと思う。

入り口が共通でラウンジをはさんで逆サイドにはトランス系のDJが回してる。こっちも8割くらいの入りでここはここで普通に盛り上がっていたが、オレはクロークへの通路として通過しただけだった。

ご当地ならではの光景がサイコロ。気分よく踊っているとパコン!パコン!とでかい音がテーブル席から聞こえてきて、何だ???と思った。これは5つくらいのサイコロをそれ専用のカップ?に入れてテーブルに逆さにして振りおろす音。知らないうちはマジで気分が盛り下がったが、常連さんは気にしてなかった。最先端のおしゃれな、ばか高いクラブでR&Bを聴いてる横で、ジャージのお兄さん達がサイコロ賭博。面白すぎる!

b0049638_2282160.jpgそんなこんなで2時間くらい気持ちよく踊らさせてもらった。オレの初の中国上海の印象は「育ち盛り!」「拡大・上昇!」「建物が高くていっぱい!」「夜のプラタナス並木には悪魔が住んでる?」「ビル壁面にネオンつけすぎ!」「高速道路の柵にもネオンつけるな!」とか、「金が全て?」「成金趣味?」「観光客だましすぎ」「恐怖すら感じる貧富の格差・・・」ってとこだ。

しかしこの国の偉い人いわく「衣食足りて礼節を知る」なんで、徐々に落ち着いてはいくのだろう。それに踊っているうちにここが自宅から数千キロも離れた外国という感じはしなくなっていた。国籍はとりあえず関係ないか、そんな感じがしてきた。これも世界共通言語、音楽の効用なんだろう。何度か通ってやっつけたい、どこか挑戦意欲を掻き立てる、Shanghaiはそんな街だった。
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by exsaito5 | 2007-01-29 01:35 | 雑記