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カテゴリ:雑記( 32 )

Macの入力システム

iMac、かなり気に入って2ヶ月使ってきたのだが、いくつかデメリットも出てきた。あたりまえだけど、Windowsのみ対応のサイトが結構あること。こないだYahooコミックというサイトで某コミック誌の立ち読みをしようと思ったのだが、それはWindows だけに提供されている機能だった。あと、某ゲームの体験版、これもWindows だけだった。

それと、なんといっても日本語入力システム、「ことえり」というシステムなんだが、これが劣悪。変換がめちゃくちゃだし、誤変換したあとの修正が修正しづらい方法での修正をさせるので、しばらくああだこうだと時間を浪費することになる。それと、旧漢字、これは手書きパレットを使いたいところだが、それが無いので、どっかからコピペして単語登録したり。

Windowsの時は入力システムって意識してなかった。実はMS-IMEという入力システムなんだが、これは結構優秀です。で、いろいろ調べてみたら、ATOKというのがMac向けの入力システムを持っていて、これがMS-IMEと似ているようだ。さっそく体験版をダウンロードして変換とか試してる次第です。ここまで打ってみて、結構いいですね。ATOK。たぶん購入します。
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by exsaito5 | 2008-01-29 08:47 | 雑記

ナイトスケート

ひさびさにナイトスケートした。晴海から新宿間。仲間9名で。ニューヨークからもう9年来の友達スケーターTimが来日したので、歓迎かねて。いやはや、ダンスの筋肉とスケートの筋肉は違いますね。内もも中心に筋肉痛っす。めちゃ寒かったけど気持ちいいわやっぱ。黒のニット帽がオレです。
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上の写真は汐留のあたりでルート確認の図。一番右のアメリカ人がTimというやつ。そういえばソフトバンクの携帯のCMに出てくる、白戸家の中の「おにいちゃん」にそっくりなやつです。

Timはニューヨークはマンハッタンの街乗りスケーターなんだが、こいつが99年に東京に来たわけ。オレたちはそのころ葛西臨海とか駒沢公園で滑ってた。スラロームとかいって、コーンを等間隔に置いて、滑り抜けていくやつをやってた。

で、そろそろ街にくりだそうぜ、ってタイミングでTimが来たわけだ。こいつと初めて一緒に滑った日、これは今でも忘れないんだが、昼間の東京駅丸の内北口で落ち合って、握手して、スケート履いて、レッツゴーで滑り始めた。ルートはTimが完璧に頭にぶちこんでるのでやつに任せて、オレ達地元日本男児スケーターはとりあえず、今日は「Feel Tim!」ってことで、本場ニューヨークの滑り方をみてやろうじゃねいかということで、後をついて行くことにした。正直言うと、街乗りし慣れてない、日本男児なオレ達は微妙に引いていただけなのだが。

で、やつについて行くとこいつが速い速い。車道をかっとんで行く。オレ達はまだ歩道を テレテレ滑っていくのしか慣れて無くて、目が点、Timが黒船に乗ったペリー提督に思えた。ま、実際黒人の血が入ってるTimは結構色が黒いんだが。で、上野出て、巣鴨とか池袋とか通って、新宿がゴールだったっけな。これがやつと最初のシティランだった。

で、確かその翌週だったかにいきなりナイトスケートを敢行したわけだ。日本で最初の組織だったナイトスケートは99年の8月にオレとTimともう二人の4人で行われたのです。上野を出て、銀座、国会議事堂前、赤坂プリンス脇、四谷、新宿、渋谷、ゴールは人でギシギシ満員な夜9時ごろの渋谷ハチ公前だった。そこまでスケートで滑った。ハチ公脇で靴脱いだんだから。もう渋谷のパルコ脇とかタクシーの間くぐり抜けて滑りましたさ。

心臓がバックンバックンしてたっけな。Timは涼しい顔をしやがってた。オレはもう二度とやらねいぞナイトスケート!っても思ったんだけど。でもその後、毎年何回かナイトスケートを仲間と企画して、何年だったかな、2002年ごろだったかな、東京駅出発、お台場ゴールで東京湾大華火を見に行くという「花火ナイスケ」と当時言ってたのだけど、この最盛期のときは100人超えてたね。これはたぶん今でも日本のナイトスケートの動員記録だと思うよ。毎年オレがルート設定したんだけど、オレは埼玉に住んでるんで折りたたみ自転車を買って、車のトランクに積んで、コースの下見した。テレテレと自転車で一人で試走して、危険なところが無いか、あったとしたらどのルートが最適か、路面はタイルかアスファルトか、看板のコードとか歩道に出てないか、穴ぼことかないか、全部調べた。100人いっぺんだと危険だから数チームに分けないといけない、各チームのリーダーは誰にするか、尻を誰が持つか、とか仲間と相談しながら考えた。コースをネットにアップしてくれるやつとか、花火の会場で生ビールサーバー用意して待っててくれる仲間とか自然と出てきて、完璧な共同作業だったな。

おっと思い出話してるようじゃ年寄りになっちまう。今はいっさいがっさいスケート関係からは手を引いてる。すばらしい後身の人たちが、オレなんかより上手にやってる。オレはノータッチ。なかなか上達しないダンスとスクラッチライブでのミックスと、歴史ものの物書きで手一杯。
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汐留シオサイトの日テレのビル脇でブレイクタイム。こういうひとときが最高
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この日のゴールは新宿アルタ前。歩道は人ごみなんで車道を車と一緒にかっ飛びです。
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by exsaito5 | 2008-01-28 03:53 | 雑記

iMac

iMacでは左上のDJ卓の白黒写真が鮮明に見えてるのだが、Windows標準のIEではグダグダな写真になってる。クリックして大きくすれば綺麗に映るのだが、この辺もOSの違いが出ているのかもしれない。絵も字もiMacだと綺麗に出る。これって結構大切。もうオレって、マカーになっちゃってるな。
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by exsaito5 | 2007-12-27 01:00 | 雑記

ここのところ

ここのところ、調子が悪い。悪かったと過去形になりつつあるかとはおもうけど・・・・・。
一月ほど前、クルマが車上荒らしの被害にあってしまった。結構やられた。これは落ち込む。つか、人のもの盗んでヌクヌクと暮らす悪党がどこかでニヤニヤしてるかとおもうとがまんならない。ま、警戒がゆるゆるだったオレの不徳の致すところなのだが。

で、動揺も収まった頃、財布をなくした。のろわれてるねぇオレ。財布に入ってたクレカを停止してとか、運転免許の再発行とか、クレカの自動引落になってる先を停止してとか、中の現金よりもそっちのほうに労力がかかる。

で、財布無くして二日たってかったるそうに郵便受けをあけてみた。え”っ!

ビニールのプチプチ(クッション材の)にくるまれてオレの財布が入ってた。手紙が添えてあった。字体からすると若い女性っぽい。無くしたとおもわれる店舗と同じ通りにある某電機ショップの一階に落ちてたと。名前も連絡先も書いてないから御礼はできない。中を見てみた。現金とスイカだけが取られていて、免許とか、クレカは残ってた。免許の住所をみて、届けてくれたようだ。まさか届けてくれた人が現金を抜いて、オレのマンションの一階まで来るわけはないので、抜かれた後、捨てられていたのを拾ってくれたのだろう。

現金はそれほど入ってなかったので被害はそれほど大きくなかった。それより、丁寧な手紙文がうれしかった。かなり救われた気分。ありがたい。

泥棒にあうのも、財布を無くすのも、どっちも生まれて初めて。それが一ヶ月の間に起こった。これはなにかの警告だとおもうしかない。二度あることは三度ある、っていやな言葉がある。やっぱりな、とは思いたくない!三度目の正直ってのもある。悪い出来事も2度で終わりって意味だよね?違ったっけな。

久々に胃痛とかもして健康状態もイマイチ。とにかくいまの状況から抜け出さないと。
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by exsaito5 | 2007-11-30 17:52 | 雑記

続 上戸李香蘭

二度にわたって編集段階で歌唱指導者の中国人歌手の声に可哀相なことに吹き替えされてしまった上戸彩さんの「夜来香(イエライシャン)」。b0049638_911651.jpg
DVDでは吹き替え歌手の声が細かく部分的に入っていた。最初ターンテーブルでリミックスして上戸彩100%音源に戻そうと試みたのだが、同一人物の声は、コンマゼロ何秒とかでピッタリタイミング合わせてスタートさせないと声がずれて重なり、ジェットエフェクトという現象で飛行機の飛び交うよううな三次元的な効果音が出てしまうので、普段は録音に使っている音楽ソフトでPC上でリミックスを行った。サウンドイットというソフトだがめったに編集はしないので結構時間がかかった。気づいたら朝になっていた。

DVD後編の「夜来香(イエライシャン)」のイントロ後、テレビ版前編の上戸彩音源の歌を頭からつなぎ、途中で切れてしまう後は、DVD後編のに戻す。DVD後編のサビ中の「阿阿阿」と歌い上げる部分も吹き替えになっているが、ここだけ上戸音源が無くてどうしようか思案していたところ、DVDのボーナストラックで日本語版上戸彩「夜来香」が入っていたので、ここだけサンプルしてリミックスした。ちょっとだけかすれ気味の背景ノイズが乗っていたので、サビ以降全体をフィルタリングして音質を同一にした。また、拍手音が唐突に切れたり入ったりしないようフェードを効かせたり重ねたりした。これによって100%上戸彩「夜来香」に戻すことができた。

b0049638_2321441.jpg100%上戸彩バージョンを作ってみて、上戸彩さんが吹き替え歌手の人と比べほとんど遜色なく歌っていることがわかった。ちょっと中国語の発音がどうかな?というところはあっても、そこはそのままになっていて、どういう基準で吹き替えたのかなぞだ。ま、なぞの吹き替えは、記者発表で「全部自分が歌いました」と言って、結果的に嘘をつくことになってしまった上戸彩さんが一番割りを食ってしまったと思う。彼女に責任は無いのだが、けなげにもブログで真っ先に謝っている。本来は制作責任者がすべきことだろう。

作業を終えた朝、DVDをやっとじっくり見ることができた。テレビで見たとき以上に感動してしまい、これはこれで、はからずもウルウルきてしまった。他の人の感想を見ると人によってウルウルする場面て違うようだ。オレは一時期ベルギーの学校に通ってて、外人の中にニッポン人一人状態を経験してたので、李香蘭が中学校での反日集会で疎外感を味わった場面に感情移入してしまったな。

さて、4月11日の記事にも写真を載せたけど、この夜来香という曲の歌詞が作られた建物が上海に残っている。上の写真が現在はLa Villa Rouge(ラ ヴィラ ルージュ)と呼ばれるフレンチレストラン。当時はフランス系パテレコード社のレコーディングスタジオだった。ここには当時の写真などを展示してる部屋があるらしく興味のある人は行ってみるといいだろう。李香蘭の写真もあるようだ。李香蘭は日本ではテイチク、コロンビア、中国ではパテレコード所属だったので、中国語版はここで録音したと思われる。夜来香の詩はこの建物の裏庭で作られたらしい。とても綺麗な詩だ。静かな夜、月明かりの下、広い庭に穏やかな南風が吹いてきて、うぐいすの鳴声も聞こえる。そこに夜来香の甘い香り。うーん、想像しただけですばらしいシチュエーションだ。歌詞と訳、読み方を載せてみます。なお、写真は歌「夜来香」の日本語歌詞のモデルになったと思われる「月下香」=チューベローズ。

夜来香(イエイライシャン) 作詞作曲 黎錦光(レイキンコウ)
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那南風 吹来   清凉          
ナナンフォン チュイライ チンリャン
那夜鴬 啼声   凄愴 
ナイェイン ティーシャン チーチャン
月下的 花児   都入夢  
ユエシャディ ホアer トルモン
只有那 夜来香   
ジヨウナ イェライシャン
吐露著 芬芳 
トゥルージャ フェンファン




我愛這 夜色 茫茫      
ウォアイチャ イェス マンマン
也愛這 夜鴬 歌唱
イェアイチャ イェイン ガーチャ
更愛那 花一般的夢      
グンアイナ ホアイパンティモン
擁抱着  夜来香        
ヨウパオチャ イェライシャン
吻着  夜来香
ウェンチャ イェライシャン

夜来香 
イエライシャン
我為尓  歌唱
ウォウェィニ ガーチャ
夜来香  
イェライシャン
我為尓  思量 
ウォウェィニ スーリャ
阿阿阿 我為尓  歌唱     
アーアーアー ウォウェィニ ガーチャ
我為尓  思量
ウォウェィニ スーリャ

訳詩

南風がさわやかに吹き
小鳥たちが遠くで鳴いている
月明かりの下、花々はみな眠りにつき夢を見ているようだが
夜来香だけは
かぐわしい香りを放っている

わたしはこんな妖しげな夜の雰囲気を愛し
夜の鳥達の声を愛す
そしてもっと愛するのは  あの花たちと同じような夢
夜来香を抱きしめて
夜来香に口付ける

夜来香
あなたのために歌い
夜来香
あなたのことを思う
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by exsaito5 | 2007-04-30 19:28 | 雑記
上戸彩のドラマ「李香蘭」が気に入ったオレは大枚はたいてDVDを買った。ところが・・・

上戸彩「李香蘭」

聴いてみると上海ステージの夜来香(イエライシャン)という曲で歌唱指導者の声が上手に混ぜてある。完全な上戸彩バージョンと言っていたのに、指導者の声入れるって、このご時勢、捏造と思われかねない。公式掲示板を見るかぎり、このドラマは年配者も多く賛辞を送っていた。そういう人がかわいそうでならない。ま、気づかないならそっとしておいたほうがいいような気もするが。上戸彩本人も、というか、本人が一番ショッキングなことだろう。
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by exsaito5 | 2007-04-26 23:53 | 雑記

アルバム

レコードなりCDを買うとき、あるいはiTunesでもいいけど、「アルバム」というのがありますよね。なんでアルバムなんでしょうね。
で、この写真を見ればわかります。買ってしまいました。アルバム。1940年代のみたいです。
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まあ、hip-hopのミックスCD作りしてる(してた?)オレがモーツァルトってオマ・・って感じで恥ずかしいところもありますが、オレはベルギーにいたときは、窓の外から聞こえてくるカラーン♪カラーン♪という教会の鐘を小耳にしながらモーツァルト、ドボルザーク、ブラームス、クライスラーくらいは聴いていたんですわぁ。郷に入ると郷の音がやはり合うのですよ。

話がそれましたが、蓄音機を買ってしまった、この「しまった」というのがミソでもあるのですが、なんとかそれで鳴らせる音源を確保しようと、ちょっと一生懸命です。全ての音源は廃盤となっているSPレコードなもんで、ボヤっとしていると音源が枯渇するのではないかと。それはオオゲサですが、このところネットでSPレコードばっかり見てます。特にオレのみたいな最初期型蓄音機に合うアコースティック録音(機械式録音)のレコードを。

なにせアコースティック録音のは1924年までなんですね。1925年以降は電気録音になってしまってるのでオレの蓄音機では音圧が高く、大きな音のところでひずんでしまって合わないんです。でも古いレコードって、録音年月のわからないものが多く、売り手さんも、1940年代?というように?マーク付きで売りに出してたり。

で、買ったのが写真のモーツァルトなんだけど、完璧電気録音でした。大きな音のところがひずみっぱなし。音量を小さくしたいので、前に試したタオルをスピーカー開口部に突っ込む方式が効果が無かったので、薄い掛け布団で全体を覆う方式で聴いたりしてます。これはなかなかいい感じで音が減衰します。昔の人は押入れに入って聴いたとかもしたらしいので別におかしなことでもないですよね(イヤ十分おかしい)

レコードは4枚ついててしっかりしたレコードジャケットに入っていて好奇心をそそりました。SPレコードって片面4分半くらいなんです。あっという間に終わります。モーツァルトのコンチェルトEフラットメジャーという曲なんですが、全部で30分くらいなんですけど、8面に分けて収録されてます。今のLP(Long Playの略)レコードだと1枚で十分収まりますよね。

話がやっと本題に入りますが、こんな風にちょっと長い曲、あるいは複数曲の場合は数枚のレコードになるため、ジャケットが写真アルバムみたくなる、ということで、複数曲のレコードは「アルバム」というように言われるようになったのですね。アルバムといえば写真を貼り付けるもの、ですよね。というか、今は写真をアルバムに貼る人なんていないかもしれないな。オレもそう。もらった写真とかは箱にどさっと入れてるだけ。だいたい映像関係はPCの中になっちゃってる。ということは、アルバムという言葉は本来、写真貼りつけ帳だけど、もはや、10曲以上くらいの楽曲集、という意味にしかならなくなっているかもしれないな。
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by exsaito5 | 2007-04-14 12:30 | 雑記

李香蘭のレア盤

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李香蘭(山口淑子さん)の歌った「売糖歌(マイタンガ)」という、1943年(昭和18年)の中国語のレコードです。入手不可能と思ってましたが上海の中国人からゲットしました。しかし今回こそはダマサレたか?と思いました。メールの返事がなかなか無いし英語でメールすると今度は中国語で書けと来るし、送金して10日ほど音沙汰が無かったし。でも昨日おまけの中国語のレコードが1枚付いて、厳重に包装されて到着しました。(ホッ)

この歌は「萬世流芳(ばんせいりゅうほう)」という中国映画の挿入歌で、かなりのヒットになったそうです。主にイギリス、フランスにアヘンを売りつけられていた中国。歌詞は阿片の替わりに飴を舐めなさい、という飴売りの少女という感じの歌詞です。レーベルは有名な上海百代というところ。下の方に小さく、「大日本軍管理」と書いてあり、その下には、「受託経営者中華音楽工業株式会社」となっています。上海は昭和18年だと日本の占領下だったので、メディアは軍の管理下にあって、レーベルを管理する日系の会社も別にできていたということなのかと類推できます。

レーベル名の下には、「最新法」、「電収音」と言う文字も見えます。前回書き込んだ通り電気録音ってことですね。ちなみにレーベルにパテント表示やmade in Indiaと印刷してあったら戦後の復刻版になるらしいので注意が必要です。





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で、ジャケットがまた素晴らしい。ジャケ付きだとは思ってなかったのでラッキー。汎用のジャケみたいですが、絵がまたなんともいえない味があります。アジアでも最もコスモポリタンな街、上海のパーティ好きなやつらがなんとなく目に浮かびます。赤い字でPATHE RECORD(パテレコード)と書いてありますが、これは当時のフランス最大の音楽・映画会社で、中国でのレーベル名が「上海百代」らしいです。なんでパテが百代かと言うと、中国語で百代は「パイタイ」と発音するらしく、パイタイ→パイタイ→パイタイ→パテ(?)、と字を当てたらしいです。ずっとヒャクダイと読んでいたので気づきませんでした。

もともとは「東方百代」だったらしいですが、PATHEが1930年にイギリスEMIの資本参加を受けてから「上海百代」とレーベル名を変えています。下の写真(ジャケ裏面)に英語の会社名が書いてあり、Electric and Musical Industries (China) Ltd.となっていて、これを略すとEMI(中国)となりますね。日本だと東芝EMIですがイギリス本家のEMI社の資本が入っている証拠ですね。



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ジャケットの住所を見ると上海 徐家匯(シューヂァフイ、またはジョカワィ)路1099号となっていて、オールド上海のフランス租界の西端あたりです。現在も徐家匯公園の中の"la villa rouge"という日本人経営のフレンチレストランが入る建物として残っているようです。 元は1921年にフランスからやってきたレーベルの創業者パテ氏の建てた建物で、レコーディングスタジオだったらしく、李香蘭などのパテ(上海百代)レーベルから出しているレコードはここで録音されたのでしょう。李香蘭の代表曲「夜来香(イエライシャン)」の詩はここの裏庭で作られたとか。下の写真が現存する建物です。



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レコードの音は思ったよりは鮮明に聴こえました。李香蘭さんは日本語の歌よりも中国語の歌のほうがとても合っているように、自然に聴こえました。

で、今回は特別サービスで上戸彩版の売糖歌をご披露しましょう。まじかわいいです。
売糖歌 / 上戸彩 (注:残念ながら平成20年2月に著作権侵害によってyoutubeから削除されました。「上戸彩 李香蘭」でyoutubeで検索すると他の動画は著作権者から黙認されているようです)ちなみに当時22,23才の李香蘭さんの声は21才の上戸彩さんより少し高い声ですけど、やはりかわいらしい声を出していました。


さて2007年12月8日、コメント頂いたFansさんのご希望で、もう一方のサイドに録音されている、やはり萬世流芳に使われた歌「戒煙歌」のレーベル写真を載せました。
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by exsaito5 | 2007-04-11 09:48 | 雑記

ということで蓄音機

前回の書き込みで蓄音機を買いそうなと書いたけどやはりそうなってしまった。ヤフオクとかebayとかでとりあえずのを探しまくって入札も何回かしたけど落とせなくて、結局、イギリスのebayであやしい個人から買うことになった。だいたいオレがネットで買う相手はいつもあやしい。でも今までサギにあったことはない。必ずポチっとした品物は手元に届いている(程度の差こそあれ)。

今回買ったのは蓄音機のトップブランドHMVのだ。His Master's Voiceの略で、写真にも見えるとおり、白い犬が蓄音機のラッパ型スピーカに耳を傾けている絵で有名なあれだ。Hisとは「犬の」、ってことで、Master's ってのは「飼い主の」ってことで、つまり、この絵にこめられた意味は、いなくなった飼い主の声が蓄音機から聞こえて来て懐かしいな、という単なる犬の絵である。この絵を描いた人は蓄音機メーカーにかたっぱしから売り込みをはかり、HMVの正式会社名Gramophone社(グラモフォン社)にやっとこさ商標として買い取ってもらったそうだ。

b0049638_1054632.jpgHMVの犬の絵は日本やアメリカではビクターというブランドで使われている。日本でHMVというとレコードショップ、というかでっかいCD屋さんという方がわかりやすいかも?イギリスの元蓄音機メーカーが大手CDショップとして世界展開しているわけだ。しかしついひと月くらい前、日本のHMVはCD販売から手を引いていくような記事が出ていた。蓄音機が売れなくなり、レコードが売れなくなり、CDがだんだん売れなくなり、と、HMVはほんと数十年おきに苦境に立たされていてかわいそうでもある。会社を100年続かせるのは至難の技なんだな。HMVもビクターもだいたい1930年代くらいが全盛期のようだ。

オレが今回買ったのはHMV101型という1927年くらいに製造されたものだ。80年前ってとこか。オレの家についたときはボロボロだった。これで1万4千円は高くないか?って感じだった。送料が1万6千円だから3万円の品物といってもいいだろう。でも狙って買ったからしょうがない。日本のヤフオクでは同じタイプが5,6万円の値をつけて売りに出されてる。外装を補修し、駆動機を分解して石油で洗いグリスを新たに塗布した。ただ、ぜんまいだけはばらせなかった。開放するねじが見つかなかったし、そもそも蓄音機のぜんまいは強力で、ばらしに失敗するとハガネが飛び出して顔や手を切ることもある危険なシロモノらしい。すきまからグリスを噴射してお茶をにごすことにした。

さて、ぜんまいをいっぱいに、だいたい50回くらい巻き、78回転のSPレコードをプラッターに置く。で、針を置く。動かん。指で勢いをつける。音が聞こえた。で、すぐ回転が落ちて止まってしまう。針が重いのか?針圧を調理用はかりで量ったら170gもあった。DJ用テクニクスのターンテーブルで使う針は針圧2.5gとかだ。しかも蓄音機の針はミサイルのようなとがった鉄で、それがレコードに突き刺さる感じで止まってしまう。

針の角度を少し斜めにした。斜めがデフォルト位置らしい。オレのとこに着いた時は垂直だった。レコードも洗剤でごしごし洗った。これで少し摩擦が減ったようで、だんだん回りだした。古いレコードは溝が乱雑に削れてしまっていたり、ゴミが付着していたりで抵抗が大きいらしい。新し目のレコードの方が回りがいい。古いレコードもぜんまいを常にいっぱいに巻きながら、つまりプレイしながらぜんまいも巻きつつ、という作業をすると最後まで78回転でまわるようになった。鉄針の先端はすぐ削れるようになっていて普通は一回で交換する。針が削れることでレコードを守っている。鉄針は一本10円とかだ。

で、音だが、でかい!とにかくでかい!考えてみたらボリュームのつまみが無い。常に最大音量ってことだ。隣家に聴こえないようスピーカー開口部にタオルを詰め込み、その出し入れでボリューム代わりにしよとしたがあまり変わらなかった。まず鉄針が振動し、それが円形のサウンドボックス(写真の黒い円形のもの)に張ってある、雲母という鉱石からとった透明板(透明プラスティック状)を震わせ、その音波がアーム兼用の金属管を通って、蓄音機内部を通り、ぐるっと回ってスピーカー開口部から出てくる。しかしスピーカーから音が出る前に、サウンドボックスそのものからでかい音が出る。音のでかさからすると犬がスピーカーに耳を近づける絵はウソだろ?って感じだ。

で、ピアノ音とかはいいのだが、強音という振動の大きいベース的な音のところではこの雲母板がビビル。ビビって音がつぶれて、全く繊細さに欠けたがさつな音を発する。どうやら、SPレコードには録音方式に二種類あるらしく、機械録音と電気録音があり、オレの101型蓄音機は機械録音時代のレコード向けらしいのだ。電気録音時代のものは音圧が高すぎるようだ。機械録音とは、歌手がラッパの開口部に向かって歌って、音波を逆流させ、針を振動させ、ロウや化学薬品などを塗ったレコードの原盤に溝を刻んでいく方式らしい。これのほうが溝の振幅が小さい繊細なレコートができるようで、オレの蓄音機はこっちに向いているみたいだ。

なにはともあれ、音が鳴ってよかった。ホッ
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by exsaito5 | 2007-04-01 10:46 | 雑記

李香蘭

上海に行ってからというもの、上海づいてしまっていて、上海関連本を7冊も買ってしまった。そんなタイミングでテレビ東京で「李香蘭」(満州編と上海編、2夜連続)というドラマが放映された。あまり期待せずに見始めたのだが、今度はこれにはまってしまった。李香蘭(リコウラン)とは山口淑子(やまぐちよしこ)さんという実在の戦前の中国生まれの日本人女性歌手のこと。ドラマでは、生まれ育った国、中国と祖国日本との間で揺れ動く心情が、戦争という世情とからみながら描かれていた。


アイドル歌手?の上戸彩がアクトレスとなって演じていたのだが、彼女の歌がかなりはまっていて、オレのつぼにもはまってしまった。とても透明感のある声質を持った人だった。中国語を交えた演技のほうもいっぱいいっぱいに努力したあとがうかがえて好感が持てた。ほんとは上戸彩の音源がほしいなと思ったのだが、販売はされていないので、遊びでほんものの李香蘭のレコードを買ってみた。

昭和15年10月、コロンビアから発売されたSPレコードで、中古で札幌のレコ屋が1000円で売っていた。ジャケットは失われていたが、盤面のキズも致命的ものはなく状態は良好だった。はじめてSP版なるレコードを手にしたのだが、ぶ、分厚い!ガッチリしている。なんか、板って感じ。最初レーベルの文字が意味不明だったのだが、当時の日本語は右から読むんだな。左の写真がゲットしたレコードで、李香蘭の出演した満州映画「熱砂の誓ひ」のサントラで「紅い睡蓮」というレコード。

b0049638_8434316.jpgSPレコードは78回転なのだが、オレのテクニクスのタンテは33と45回転しかない。で、手でレコードのレーベル付近を押して78回転くらいになるようにグルグルまわしてみたのだが、回転速度が安定せず聴きづらい音になってしまった。でも、ちゃんと楽器の音と李香蘭のほんものの声が聴こえた。彼女の歌は発声と同時にビブラートさせる、結構優等生的な歌い方をする人だった。

なんか蓄音機を買いそうなオレがいて、まいった。
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by exsaito5 | 2007-02-20 03:32 | 雑記