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by exsaito5
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ダンス初舞台

もう三日日前のことだけど、横浜のダンスイベントのこと。オレにとって記念すべき初舞台。3ヶ月間、深夜練は全部出てきた。

本番のあとの素直な感想は、フロア技の後のシャチの着地で後ろの床置きの照明に足が触れてしまったけど、それ以外は無難にこなしたかなぁ?という安堵感が一つ目。肝だと思ってたシフトがなんとかできて良かった、という安堵感が二つ目。教えを授かった師匠はどう思ったかなぁと早く聞きたかったのが三つ目。来てくれた友人はオレがわかったかな?が四つ目。



結果から言うと、師匠からは駄目出しを食らった。「誰の」、「どこが」、じゃなくて、全体として。終わったあと舞台裏でもロビーでも、師匠が何も言わなかったので、むむむ?と思ってたら、案の定だった。渋谷の打ち上げの席でようやく講評がはじまった。場に飲まれてたと。去年の方が「はっちゃけてた」と。

で、オレなりに敗因を分析してみた。師匠は、深夜練の最初の頃、「お客さんはこっちにいますよ」「大勢、満員のお客さんがいますよ」「お客さんにアピールしてください」「顔は下向かずお客さんに向けてください」って言ってた。オレはこの意味を理解してなかった。目線を上げてお客さんの方を見るってのはよく聞く言葉。オレの本番中の目線は覚えてないから、たぶん泳いでいたか、下向き気味だったはず。というのは、最前列のお客さんと目があってしまったから。練習ではありえない視線がオレに当たってちょっとビビッた。足許見てたわけじゃないけど、「あ、オレ下向いてる」って思った。であわてて上げたんだけど、言いたいのはそういう物理的な目線とか視線の話じゃない。

師匠の悔しさをオレになりに消化してオレなりに感じた反省点。それは「見る人にハウスダンスの楽しさを伝えること無視した5分間」だったってこと。師匠が練習でお客さんのいる方向を意識付けしてたのは、お客さんにハウスダンスという媒体を通して楽しさをアピールすることだったのかな、と今更ながら思った。

これは、物理的視線のことじゃない。気持ちの視線だ。気持ちの視線が下、というより内向きだったんだ。本番前、振りに入る直前のオレの気持ちが、「振り付けを一個たりとも失敗しないようにしなきゃ」とか、「最後のシフト、3ヶ月間の締めだからしっかり決めるぞ」とか、「肩まわり、綺麗に回るぞ」とかになってた。これって全部自分のこと。そこに、「ハウスの楽しさを広げるぞ!」「来てくれたヒトに元気を与えてニコニコ顔で帰ってもらうぞ!」とかの、お客さんの目線の気持ちは正直全然無かった。

ここだと思う。

オレが最後の振りで最前列の女性と目が合ったとき、顔が下向きかもってこと以外に、なにかもう一つ、この女性から感じた。それがずっとわからずちょっと引っかかってた。いまようやくわかった。この女性がなにをオレに訴えていたか。それは、

「あなたのダンスはあたしに何を与えてくれる?」

だった。オレはこの人に何を与えられたのだろう。


今度この女性と、もしまた目があったら、この人が笑顔になるまで目をそらさずに踊ろうかな?それはちょっと怖いか・・・


自分らがはっちゃけることが目的じゃない。お客さんの笑顔が目的。ハウスダンスの楽しさを伝えて、ヒップホップしか踊ってないヒトにハウスも踊らせ、ダンスしたこと無い人にダンスを始めさせる、「あのチームの人たちと踊ったら絶対楽しそう!」「今日は来てよかった!」

そんな感じ。

ちょっと振り間違えたって、正確にシフトができなくたって、目的は達成できるのかもしれない。振りが飛んだって、そしたら舌をぺろっと出して動きながら、「やっちまったぜ笑顔」で4カウント後に復帰できればいいのかもしれない。

練習に練習を重ねて、自信を持って余裕をもって本番に望むこと!
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by exsaito5 | 2009-09-22 13:34 | Dance