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by exsaito5
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ひさびさに雑記をば

ダンスの話ばっかりで、しかも、かかとだのつまさきだの、めちゃくちゃミクロな話題が続いたので、たまには別の話題を勝手に書く。

こないだはオバマ大統領の就任式を見た。就任式は英語でイノーギュレーションというのだが、オレがヨーロッパ大陸の某白人国家の学校に入学すべく英語の勉強してたとき、やたら日常生活では使わない英単語を覚えるハメに陥った。そのときにこのinaugurationってのが出てきた。

オレはこういう不思議な、変な発音の英単語が出てくると、その語源を探る癖がある。

augur オーギューの部分は「占い師」という意味らしい。それを「in」という「中へ」とか「中に」という接頭辞と、「ate」という「何何させる」という接尾辞ではさんだのがこの単語の動詞バージョン、inaugurate イノーギュレイトだ。

これはつまり、誰かを占い師の占った世界に入り込ませるってことだな。占い師が吉兆を感じ取ったタイミングの中に入り込ませるって感じだろう。昔の人はなにかおおごとを始める時に、運のいい日を占ってもらって、吉日ってことで何かをスタートさせたのだろう。ま、大安に結婚式、みたいなもんだな。

さて、どうでもいいことから書き始めたが、オレは選挙中のオバマの話を聞いていて、やばいと思ってたことがある。それはアメリカ人の彼に対する期待値が高くなりすぎてたから。オバマならなんでもいいほうにチェンジしてくれるはずだ!って。


オバマも、期待値の大きすぎなのはわかってて、就任演説で、「国を変えるのはあなた達だ!」と何気に入れた。つまり、お前たちもチェンジしろと。そしてオバマじゃなく、お前たちが国をチェンジさせろと。ここで、期待値をぐぐっと下げたわけだ。

不満も、歓喜も、期待値との差によって生み出される。期待値コントロールは大切である。

それにしてもよく言った。

これを美辞麗句の合間にコソット入れたから、アメリカ人はなんとなく、いいこと言ってるし、そうだよな、オレたちががんばらないと!大統領ひとりでできるわけないじゃん、オレタチがまず変わって、そしてアメリカを変えるんだ!ってコンセンサスがちょぴっとできたように思う。

その観衆の表情の変化を、日本から、ヨーロッパから、中東から、アフリカから、生中継で、冷静に観察する世界中の目線。あそこにいたアメリカ人観衆は、実はただの観衆ではなく、世界中から出演者として見られていたわけだ。

アメリカはどうなるのか。

オレは歴史は循環するものだと思ってる。これは人間の本能が変わらない限り真理だと思う。ある国の人間の、ある行動の集大成が国の動きであるが、その人間の行動は理性的なようでいて、実はほとんど本能で動いていると思う。支配的帝国は順繰りに生まれては廃れていっている。栄枯盛衰、おごれる者も久しからず、平家物語である。


アメリカは急激ではないにせよ廃れていくだろう。日本に原爆を落とし、その後いい気になって世界のいたるところでドンパチやりまくったアメリカ。アメリカが世界であり、世界はアメリカであると。

その最後っぺは子ブッシュがした。ちなみに、パパブッシュが大統領やってたときはイラク湾岸戦争をおっぱじめた。ちょうどオレがヨーロッパの学校でニッポン人一人状態でがんばってた頃。CNN放送では連日アメリカ軍がイラク軍を打ち破る映像が流れていた。ある日、学校でアメリカ人同士が廊下ですれ違うとき、ニコニコしながら兵隊の真似して敬礼してるところに出くわした。

「こいつら戦争が好きなんだ。気持ちいいんだ。逝きそうなくらい戦争が好きなんだ。戦えば勝つ必ずって思ってるんだ。世界はそれを支持するて思ってるんだ」って思った。勝ち誇った喜びの顔!俺達が正義、正義は勝つと信じきっている顔!



こんな戦争好きのアメ公を野放しにしておくわけにはいかんだろ?が、オレは何にも言えなかった。なぜって、日本はアメリカの核の傘の下にもぐりこんで、

「セーフ、もう安心。あ、肩が濡れそう。アメリカさん、その核の傘、日本が全部入るようもっと大きくしてくれません?」

とか言ってるから。
情けないけど、これ現実。


昨日、子ブッシュはテキサスに帰って、歓迎するテキサス人に向かって、「これ以上うまくはできないくらい8年間は完璧だった。最高だ」と言い放った。さんざん世界を荒らしておいてニヤニヤしながら故郷に凱旋する。こういう人が大統領をやる国には残念ながら天罰が下る。

衰退のスタートを切り、天罰の下る国を治めるオバマ。実はいいタイミングかもしれない。彼は今までの大統領とちょっと違う雰囲気がある。アメリカをうまくいい場所に着地させていくのかもしれない。

そして中国。この国はまさに注目株である。将来、中華帝国とかなって、おい、日本、ちょっとお前のとこに基地つくるから土地出せよな、守ってやるからな、安心しろ、とか言われたらどうしよ。中国のこと話し始めると止まらなくなるのでやめておく。


さて、日本。アメリカ様の提供する核の傘にい続けるのか。あるいは、いさせて頂けるのか。わからない。しばらくはいさせて頂けると思う。

なんか威勢のいいこと言ってて、最後は様付けて、しかも敬語かよ、みたいになってしまった情けないオレである。情けない国民の行動の集大成は、必ず情けない国の行動になる。まずはオレが情けなくない男になることから始めねばならんな、というのが今回の結論です。
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by exsaito5 | 2009-01-23 19:45 | 雑記